AFTCコンシューマーレポート

その他の相談事例

新車の「品質・機能」に関するトラブル
「納車時にキズが見つかった」
(一般消費者からの相談)

(1)消費者からの相談内容
 新車を購入したのだが、納車時、後部ドアのノブ下にキズがあることがわかった。販売店は修理をして直すと言い、さらに5万円分のオプションか値引きをすると言っているが、納得がいかない。車両交換はできないものなのか知りたい。

(2)トラブルの発生原因・問題点
・納車前点検等におけるキズの見落とし
・新車にキズがあることに気が付かないまま納車

(3)公取協から消費者へのアドバイス
 新車を購入したにもかかわらず、納車されたクルマにキズがあったので車両交換を希望されていますが、車両交換を行った場合、税金や登録費用等の負担、交換されたクルマが中古車になることによる価値の低下等の経済的負担の問題が発生することから、キズを修理することによって、他の新車と比べて遜色のない品質(中等の品質)に回復できるのであれば、車両交換ではなく、修理により対応することになります。まずは販売店に修理をしてもらい、キズがきちんと直っているか確認することが良いでしょう。
イメージ

中古車の「品質・機能」に関するトラブル
「納車直後にクルマが動かなくなってしまった」
(一般消費者からの相談)

(1)消費者からの相談内容
 現状販売(保証なし・整備なし)で契約し、後日、店頭で納車を受けた。ところが、販売店を出て30分もしないうちにエンストしてしまい、とりあえず近くの整備工場に運んでもらった。整備工場によると、オイル漏れによりエンジンオイルが不足し、エンジンが焼きついたことが原因であるとのことであった。納車直後の不具合なので、契約を解除してクルマを返したい。

(2)トラブルの発生原因・問題点
・仕入時、納車前点検等におけるエンジン不具合の見落とし
・納車直後(30分後)にエンジンの不具合が発生

(3)公取協から消費者へのアドバイス
 納車直後にエンストが発生したわけですから、納車される以前からエンジンにオイル漏れ等の不具合があったと考えられます。この場合、例え「現状販売」で保証がなくても、民法の瑕疵担保責任の考え方に基づいて、販売店に無償修理を求めることが可能です。また、修理が不可能な場合には契約を解除する権利が認められています。したがって、販売店に無償修理を求めることが良いでしょう。
イメージ

前のページへ コンシューマーレポートTOPへ