AFTCコンシューマーレポート

トピックス

新車の「燃費」に関する相談
「カタログ記載の燃費と実際の燃費が異なる」
(一般消費者からの相談)

(1)消費者からの相談内容
 商談の際、燃費の良いクルマということで担当者に相談。実際の燃費はカタログ記載の燃費数値の6〜7割程度との説明を受けて購入した。ところが、実際に走ってみると、燃費はカタログの数値の5割にも満たなかった。クルマに問題があるとしか思えないので、車両交換してほしい。
(主に子供の送迎、買い物等に使用。担当者には使用状況は伝えていなかった。)

(2)トラブルの発生原因・問題点
担当者がお客様のクルマの使用状況等を確認しないまま、実際の燃費はカタログ記載の数値の6〜7割であると説明している点

(3)公取協から消費者へのアドバイス
 実際の燃費は、一般的にはカタログ記載の燃費数値の6〜7割程度であることが多いようですが、これはクルマの使用環境や使用状況、運転方法によって異なるものですので、カタログ数値の5割にも満たないからと言って、必ずしもクルマに問題があるとは言えません。
 クルマの使用状況等を担当者に伝え、燃費を向上させるための運転方法(エコドライブ)等について相談してみると良いのではないでしょうか。
 なお、それでも燃費が向上しない、あるいは、使用状況等を勘案しても燃費が悪いということであれば、クルマに不具合があることも考えられますので、販売店に点検してもらうことをお勧めします。
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トラブル未然防止のための販売店の注意点

商談の際、燃費に関する説明を行う場合には、次の点に注意して下さい

カタログや広告等に記載されている燃費は公式テスト値であり、走行条件によって異なることを説明すること。

燃費に関する相談では、「実際の燃費はカタログ数値の7割くらい…との説明を受けて購入したにもかかわらず、実際の燃費はそれを下回っている」というケースが見受けられます。しかし、例え一般的に7割くらいということが言われていても、燃費はお客様の使用状況や環境等によって異なるものですので、一概に言えるものではありません。お客様の使用状況等をお聞きした上で、説明は慎重に行うべきです。

社内で試乗車等の燃費を測定して、その結果を参考数値として、お客様に説明している販売店もあります。

お客様に燃費を良くするための運転のポイント(無駄なアイドリング、急発進急加速を控える、タイヤの空気圧のチェック、必要のない荷物は積まない…等)をアドバイスしている販売店もあります。
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