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Vol.17

トピックス

エコカー減税・エコカー購入補助制度に関するご相談
2.エコカー購入補助制度に関する相談
(一般消費者からの相談)

消費者からの相談内容

(1) 4月中旬に商談。その際、営業担当者にエコカー購入補助制度について聞いたところ「まだわからない」と言われた。本当にまだわからないのか。

(2) 5月末まで車検が残っていたが、営業担当者の猛烈な売り込みに折れて3月に契約、同月26日に登録・納車となった。5月末に国の補正予算が成立し、エコカー購入補助制度も決定したが、当方は3月登録であるため対象外となった。あと2週間待って登録していれば購入補助金をもらえたのに、販売店に無理やり3月に登録された感があって納得がいかない。

(3) 3月にエコカー減税対象車を契約し、減税のスタートを待って昨日(4/8)登録、明日(4/10)に納車予定。昨日のニュースで13年以上使用した下取車がある場合にはエコカー購入補助金が出ると言っていたが、当方の契約がエコカー購入補助制度の対象となるのか知りたい。

(4) 販売店と新車への買い替えの商談中であるが、現在11年使用しているクルマがあるので、エコカー購入補助制度の対象となる13年使用してから買い替えた方が良いものか迷っている。どちらが良いのか教えてほしい。

(5) 5月初旬に商談。当方には9月で丸13年間使用になるクルマがあるので、エコカー購入補助制度が正式に決定してから契約すると申し出たところ、制度はゴールデンウィーク明けにも決定するはずなので大丈夫だが、補助金は予算枠があるので早い方が良いと強く勧められ、契約した。その後、6月に入って担当者から「7月中旬の納車予定で手続きを進める」との連絡があった。国交省に確かめたところ、下取車が丸13年を迎える9月に新車登録し、下取車を廃車するのが最良とのことであった。どうも販売店が信用できないのでキャンセルしたい。

(6) エコカー購入補助もあってハイブリッドカーの購入を検討している。ところが5月末に販売店に出向いて聞いたところ、希望のクルマは注文が殺到しているため納車に半年近くかかることがわかった。エコカー購入補助については国の予算が決まっていると聞いているので、半年後の購入時点で補助金が打ち切りになっていないか心配である。今、契約して、半年後に万が一、補助金が打ち切りになった場合、契約をキャンセルすることはできるものか。


相談内容から伺える問題点
矢印
社内におけるエコカー購入補助制度に関する情報展開・お客様対応の徹底が不十分
エコカー購入補助制度について、お客様に適切かつ積極的な情報提供がなされていない
不確定な内容を確定したかのように説明
お客様に十分、理解を得られていない
販売店への不信感や不満に発展
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トラブル未然防止のための販売店の注意点

商談の際には次の点に注意して下さい

社内においてエコカー減税、エコカー購入補助制度、適応車種等に関する情報展開・周知を十分に行うとともに、お客様に対しては説明用ツールを利用するなどして、適切かつ積極的な情報提供を実施すること。

説明内容について、お客様が十分に理解されないまま契約していたため、後で「話が違う」等のトラブルとなったものが見受けられますので、お客様に十分ご理解頂けるよう説明すること。

不確定な内容について、断定的に説明することのないよう注意すること。

環境対応車の追加が予定されている場合においては、社内における情報展開の徹底はもちろん、お客様の不利益にならないよう、積極的な情報提供を心掛けること。
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