AFTCコンシューマーレポート

I.トピックス:「新聞折込チラシにおける価格表記間違い」によるトラブル
1)トラブルの経緯




新車ディーラーの営業所の自主企画で、週末のフェア用折込チラシを作成。掲載車種12台のうち、2台の販売価格を入れ違い、スカーラBタイプは本来「278万円」と表記すべきところをスカーレットAタイプの「121万円」を誤って表記してしまった。

【広告内容】
フェア当日、チラシを見たお客様から「121万円」と誤記された車両について購入の申し出があったため、販売担当者が対応。商談を進めるうちにお客様と販売価格の食い違いに気づき、チラシを確認したところ販売価格を間違えて表記していたことが判明。
お客様には販売価格の表示ミスを説明し、お詫びをした。
しかし、お客様は納得されず、チラシに表示されていた「121万円」で当該車両を販売するよう申し出があったが、販売店が販売をお断りしたためトラブルに発展した。





2.問題点と対応方法




トラブルの問題点

1)問題の発生原因

週末のフェア用のチラシを急遽作成したため、営業所の製作担当者は営業所長の確認・
承認を得ずに印刷、折込依頼
⇒販売価格の入れ違いに気がつかないまま印刷・折込

2)問題点

価格表記ミスではあるものの、「不当表示」の観点からも注意が必要
⇒表示された販売価格では実際に購入できないにもかかわらず、購入できるかのように誤認されるおそれのある表示

3)販売会社の対応

1.
購入の申し出のあったお客様にはお詫びをし、販売については丁重にお断りをした。
2.
販売会社は直ちにお詫びと訂正のポスターを店頭に張り出すとともに、折込した新聞にお詫びと訂正の広告を掲載した。

【トラブル未然防止のためのポイント】
・販売会社全営業所に再度、チラシ作成時の注意点を徹底すること
・営業所が作成するチラシ広告であっても必ず本部の確認を得る等、 社内管理体制を見直し、徹底を図ること