自動車公正取引協議会

プライスカードの見かた

プライスカードの情報を
しっかりと確認しましょう

イメージ 公取協会員店の店頭展示車には「プライスカード」が掲示されています。
プライスカードは、その車体に関する基本情報や価格・保証の有無・車体の品質状態(中古車)などが記載されている、いわば「名刺」のようなものです。
購入後のトラブルを避けるためにも、気に入ったバイクのプライスカードの内容をしっかり読み、疑問に思ったことはお店の人に必ず確認しましょう。

新車のプライスカード

新車プライスカードの必要事項
(現金販売価格の表示例)

1.車名及び主な仕様区分
車両を特定するための項目を表示します。

2.販売価格(消費税込価格)※上記は「現金販売総額」
車両本体の販売価格のみは「現金販売価格」、「現金販売価格」に保険料、税金(消費税除く)及び諸費用等の合計を表示する場合には「現金支払い総額」の名称で表示します。

3.製造国名(国産車を除く)
完成車として組立を行った国名を表示します。

4.保証の有無
保証書が付いている場合は「保証付き」と表示し、「保証の内容」及び「保証期間又は保証走行距離数」を追記。保証が付いていない場合は「保証なし」と表示します。

中古車のプライスカード

中古車プライスカードの必要事項
(現金販売価格の表示例)

1.車名及び主な仕様区分
車両を特定するための項目を表示します。

2.販売価格(消費税込価格)※上記は「現金販売総額」
車両本体の販売価格のみは「現金販売価格」、「現金販売価格」に保険料、税金(消費税除く)及び諸費用等の合計を表示する場合には「現金支払い総額」の名称で表示します。

3.製造国名(国産車を除く)
完成車として組立を行った国名を表示します。

4.保証の有無
保証書が付いている場合は「保証付き」と表示し、「保証の内容」及び「保証期間又は保証走行距離数」を追記。保証が付いていない場合は「保証なし」と表示します。

5.年式(原付を除く)
最初に車両番号の指定を受けた年(初度登録年)を表示します。
ただし、軽二輪で年式が確認できない場合は「不明」と表示します。

6.走行距離数
実走行距離数の場合は「走行距離計の示すキロ数」を表示します。
なお、走行メータの交換、改ざん、走行距離数に疑義がある場合は他の表記となります。

7.自動車検査証の有効期限
車検証(軽二輪及び原付は自賠責)の有効期限の年月を表示します。ない場合は「保証なし」と表示します。

8.定期点検整備(法定点検)実施の有無
定期点検整備を実施して販売する場合は「定期点検整備付き」と表示し、「定期点検整備記録簿」の交付がある旨を付記します。

9.メインフレームの修正及び交換歴の有無
メインフレームに修正及び交換歴がある場合は「有」、ない場合は「無」と表示します。

10.車両の品質
店頭に中古バイクを展示する際は「品質評価(品質査定)基準」に基づいた品質評価を実施し、品質評価書により表示します。

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