自動車公正取引協議会

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販売店へ行ってみる

中古車は、1台づつコンディションが異なります

イメージ 情報収集して欲しいクルマを決めた太郎さん。インターネットの販売サイトで注文しようと思いましたが、協子さんから「新車と違い、中古車は1台づつ車両のコンディションが異なるので、実際に見てみることが大切」とアドバイスを受け、早速お店へ行ってみることにしました。

展示車の見方

販売条件や品質の確認などを忘れずに。プライスボードでしっかり確認

お店には様々なクルマが展示されていますが、見ただけではそのクルマが一体どのような状態なのかを見極めることはできません。
そのためにあるのがプライスボード。プライスボードには、そのクルマを詳しく知るための情報がギュッと詰まっています。

<販売条件の確認>
  • 保証がついているのか、いないのか、
  • 過去の使用者の点検整備記録簿があるのか、ないのか、
  • 整備をしてくれるのか、してくれないのか …等々
中古車は品質だけではなく、このような条件によっても大きく違ってきます。
これらの条件は全てプライスボードに記入されているハズですので、どのような販売条件なのかを確認して下さい。
外見と値段だけで決めてしまうと後で後悔することになるかもしれませんよ・・・?


<品質の確認>
  • 初度登録はいつなのか、
  • 走行距離はどれくらいなのか、
  • 修復歴はあるのか、ないのか…等々


クルマの「履歴」をしっかり確認しておきましょう。
「あれ、プライスボードの走行距離の欄が空欄だぞ?」… これはおかしいですね。
走行距離計と点検整備記録簿を見比べて確認しましょう。ジックリ慎重に…。

よくあるご相談

展示車にプライスボードがない販売店で中古車を購入。そのクルマについて調べてみたところ、過去にレンタカーとして使用されていたことが分かった。
プライスボードを使って表示している販売店でしっかり見ていれば防ぐことができたトラブルですね。
こういう「ウッカリ」も、大きな失敗につながりかねません。プライスボードでクルマの履歴をシッカリ表示している販売店で十分見極めてから買うよう心掛けましょう。
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