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中古車の車両状態評価監修制度

車両状態の評価(表示)とは

中古車を選ぶ際には、価格だけではなく、走行距離数や修復歴はないのか、きちんと整備がされるのか、保証が付いているか等、適正に表示しているお店からお選びいただくことが重要です。
でも、中古車は1台毎に異なる商品です。例え車種・グレード・年式や、走行距離等が同じだとしても、全く同じ状態の中古車はありません。
現車を確認することができなかった時、あるいは現車を確認した時には気付かなかったキズやへこみ、シートにシミがあることが、納車後にわかった、というようなケースが見られます。
そのようなことにならないために、車のプロが見て、外装にキズがないか、内装にシミはないか等、自分で現車を確認してみても、わからないような小さなものまで、積極的に伝えてくれたら、より安心ですね。
そんな消費者の声を受けて、多くの販売店で車両状態の評価(表示)が行われ、中古車の展示車等で、車両状態を表す書面が表示されるようになってきています。

■車両状態を表す書面には、
  • 走行距離数や走行距離計の状態(走行距離計の交換の有無等)
  • 修復歴の有無(修復歴が「有」の場合はその箇所)
はもちろんのこと、
  • 外装のヘコミ、キズ、補修跡など
  • 内装の汚れの有無など
が、車両展開図等に、どこに、どれくらいの大きさのものがあるか、小さなものまで、わかりやすく表示されています。

それでも、本当にこの車両状態を表す書面は信頼できるのかな? という疑問が。

車両状態評価(表示)に関する監修制度について

自動車公取協では、消費者に向けて行われる、この中古車における車両状態に関する表示(評価)の信頼性の向上と、消費者の適正な選択の確保に資することを目的として、車両状態に関する表示(評価)の項目や基準、運用体制等に関し一定の基準(監修基準)を設け、当該基準を満たしているものを監修しています。

 ■監修の対象(内容)
  1)中古車の車両状態に関する表示(評価)項目及び基準
  2)表示(評価)を適正に実施するための運用体制
   ① 実施者となるための研修及び検定等の資格制度
   ② 表示(評価)が適正に行われているかについての監査制度
  ※中古車の車両状態に関する評価点については、監修の対象外
   また、監修は、中古車の車両状態に関する表示(評価)の基準、運用体制等について行うもので、個別の表示(評価)内容について行うものではありません。

公取協が監修した車両状態評価制度(評価実施機関・実施事業者)

トヨタU-Car品質評価制度
(申請者:トヨタ自動車株式会社)

Vehicle Condition Check System
(申請者:財団法人日本自動車査定協会)

車両品質評価システム、車両状態表示(ACC)システム
(申請者:株式会社オークネット)

中古車の鑑定に関するシステム
(申請者:特定非営利活動法人日本自動車鑑定協会)

車両状態評価制度
(申請者:マツダ中販株式会社)

日産車両状態証明制度
(申請者:日産自動車株式会社)

スズキ認定中古自動車制度
(申請者:スズキ株式会社)

評価実施機関・事業者の皆様へ

中古車の車両状態表示(評価)に関する監修基準及び同基準の運用・判断基準はこちら

監修制度に関するお問い合わせは下記まで
自動車公取協 四輪車業務部
03-5511-2111